早期英語教育を受けていても
楽観できないポイントがあります
乳幼児期や小学校低学年時から、早期教育用の視聴覚プログラムなどで英語を母国語のように感覚的に取り込んできたお子さんや、英会話スクールやオンライン英会話のネイティブスピーカーと関わってちょっとした異文化体験をしながら発音やよく使う会話表現をまるごと覚えてきたお子さんは少なくないでしょう。自然に音をコピーできる能力が豊かな時期にこのような環境をお子さん自身が楽しめているのであればステキです。主に音声面での無形の蓄えが徐々に功を奏してくるのではないかとも思います。
あうらうENGLISHは、早期教育や児童英語でお子さんが得た「良いもの」を見極めてお子さんの自信につなげ育てていきます。が、一方「そうではないもの」が見つかれば矯正や補強をしながら転換を進めます。
- お子さんの英語発音がネイティブ風でも実は正確ではないケース、これは矯正の対象です。
- 文字や文法の知識なく英会話表現を覚えて何となく使っているだけのケース、これは補強(場合によっては矯正)の対象です。
- 英語と接する時はいつでも、オームモード=類推や応用の力とはほぼ無縁の音真似モード<強>を自動選択してしまうようになると大変です。中高と学習内容が難化するにつれて深刻な弱点になっていきます。文法のキーセンテンスなどを暗記するも、そのモデル文のみを短期記憶するにとどまり、語句が変わると歯が立ちません。このパターンはぜひとも回避しないといけません。
楽観は禁物ですが、足りない部分があれば補って強くしていけます。リスクを回避することもできます。お子さまが自然に楽しく英語に触れてきたことを大切にしながら、すでににお持ちの有形無形の蓄えが生きるようにつなげていきましょう。