中学受験する小学生の方は英語が入試科目になる傾向の中、文科省の検定教科書ではほとんど扱っていない読み書きや系統だった文法をどう勉強なさっているのでしょう?進学塾ででしょうか?お近くの学習塾ででしょうか?英語がお得意な保護者さまの支えでご家庭でなさっているかも知れませんね。
発音やリスニングはどうでしょう?幼い頃から英会話スクールに?ご家庭でリスニング教材を使って?小学校や進学塾で、ALTや視聴覚教材の英語を集団で聞いたりもあるでしょう。
入試で受験条件や優遇条件になる英検対策はどうでしょう?4級であれば単語やよく使われるフレーズを覚えて過去問で対策すれば、7割程度のボーダースコアを超えることができるかも知れません。二次面接のある3級以上では話す力もそれを発揮するための総合力も要りますからさすがに突貫アプローチでは歯が立ちません。が、典型的なQAパターンを知り、本番で切り抜けるテクニックを使えば運よく合格してしまう場合があります。
英検にはそんな側面があります。でも、この「してしまえる」ことで見落としてしまうものが実はあります。それにお気づきの保護者さまもいらっしゃるのではないでしょうか? でも、です。「入試突破のために、とにかく英検取らなきゃ」な時代が今ですね。
小学生時代は特に、保護者さまがお子さまの進路を賢く見極めて方向付けをしていかなければならないことも多く、さまざまな悩みをお持ちのことでしょう。本音を語れないストレスを抱えていらっしゃっることもあるだろうとお察しします。
あうらうENGLISHのレッスンを受ける受けないに関わらず、ご質問やご相談があればどうぞお気軽にご連絡ください。なにかお力になれたらうれしいです。
お伝えしたいことがもう少し
- プログレス21やニュートレジャー*のような上質でハードなテキストを速いペースで進めていく中高一貫校で、よいスタートを切り順調に英語力を伸ばしていくためには、緻密に構築されバランスよく育った4技能の貯めが必要です。そして、英語5技能*を視野に入れた英語総合力のつき方も伸び方は、実は、ビギナーレベルの時から音声学習をたっぷりしてきたかどうかにかかっています。
- 将来受けることになる大学入試共通テストのリーディング問題やリスニング問題においても、必要とされるのは、読んだり聞いたりした英語をハナからわかっていく力・英語のままで情報を処理し記憶しておける力・英語で考えることができる力です。TOEIC などにおいても同じです。
*ニュートレジャーなどプログレス21以外のテキストを採用の中学に進む場合でも音声スキルの基礎固めを主目的とした総合学習にはプログレス21を使います。
*英語5技能:世界で使用されている原語教育の枠組みCEFRでは、interaction(やりとり、対話)が従来の4技能にプラスされています。